掲載写真 出典:こぐま社 かおかおどんなかお 柳原良平
こんにちは。ワーママスタッフのクリスティです。
娘(4歳)は毎日絵本を読むのが日課です。ひらがなやカタカナを読めるようになってからは自分で読めることにも楽しさを覚えたようでますます絵本が好きになっています。
成長とともに増えていく絵本・・・手放す前に娘が好きな絵本をご紹介します。デザイナー の観点からもおすすめポイントを書いてみたいと思います。
デザイナー が選ぶ 幼児におすすめの絵本 その1
かおかおどんなかお 柳原良平 こぐま社
柳原良平さんはサントリートリスウイスキーのキャラクターを描かれたイラストレーター 。あのレトロでかわいいおじさんのキャラクターは1958年に誕生し多くの人に愛され続けていますね。
絵本もたくさん出版されています。
キャラクターで特徴的なのは顔の表情。丸や線で構成された簡単な目鼻口なのに生き生きしていて可愛いのです。
『かおかおどんなかお』は柳原良平さんの絵本の中でも導入編というかんじで0歳から楽しめる絵本でした。
あらすじ
いろんな形の顔たちが登場していろんな感情を表していく・・・ストーリーは特にないけれど顔たちの真似をして親子で楽しめる絵本です。
デザイナー おすすめポイント① 色使い
色使いの対比がかっこいい!
登場する顔たちとその背景、色使いの対比が絶妙!
ポップなピンク色 × 味わい深い茶色など。赤黄青みたいな原色ではないのがいいです。
赤ちゃんの色彩感覚を養うのにもよさそうです。
デザイナー おすすめポイント② 風合い
ベタ塗りじゃないところ!
詳しい制作過程はわかりませんが、ザラザラしていたりシワがある紙に描いて切り貼りしたような風合いがあります。この風合いが顔たちの表情に深みを出しているように思います。
※絵本自体は汚れにくいツルツル&厚紙加工になっています。
デザイナー おすすめポイント③ キャラ立ち
顔真似したくなる豊かな表情!
おこったかお わらったかお・・・
ページごとに七変化する顔たちはどれも真似してみたくなる不思議な魅力があります。顔が急に変わること自体 小さな子どもにとって面白いみたいです。
だんだん娘が真似してくれるようになったこと、嬉しかったなぁ(遠い目)
すべてひらがなで書いてあるので文字が読めるようになってからも改めて楽しめる絵本です。ぜひ親子で楽しんでみてください。
以上、柳原良平さんのユーモアに溢れた作品『かおかおどんなかお』のご紹介でした。