電子通知書のレイアウト変更あり!社会保険の電子申請機能が改善されます

こんにちは!ワーママスタッフのあつトマトです。

 

日本年金機構が、令和元年10月5日からの電子申請機能改善を発表しました。

日本年金機構HP【社会保険関係手続】電子申請の機能改善について

日々の電子申請に影響がありそうな二つの改善事項がありましたので、ひとつずつ確認していきましょう。

1.システムによる自動チェックの追加

電子申請の届書にかかる「システムによる自動チェック※」を追加し、これまで職員が行っていた目視による確認及び記入もれ等による返戻作業を自動化し、事務処理の迅速化を図ります。
※チェック内容は、仕様チェックプログラムと同様の内容であり、仕様通り作成された届書が自動チェックにより返戻されることはありません。対象となる手続き及びチェック内容の詳細については、各届書ごとのチェック一覧表を参照してください。

日本年金機構HPより引用

今までは電子申請をした申請内容を目視にてチェックし、入力漏れ等差戻作業を行っていたため、申請してから差戻しされるまである程度時間がかかっていました。

簡単な入力漏れや半角・全角のチェックなどは自動チェックになるので、差戻のタイムラグもなくなりそうです。

 

〇対象となる手続き

【直接入力方式】

 

 【CSVファイル添付方式】

 

2.電子通知書のレイアウト変更

電子通知書(健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得確認および標準報酬決定通知書等)について、現在、1枚に複数名を記載していますが、事業主の皆さまの負担軽減の観点から、従業員の皆さまに印刷してそのままお渡しいただけるよう被保険者1名ごとの通知書にレイアウトを変更します。

日本年金機構HPより引用

4月入社の新入社員など、一度に健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届を申請した場合、承認後にダウンロードできる通知書は、以下のようなレイアウトでした。

そのため、各社員には別途通知書を作成して渡していた会社も多く、業務担当者にとって手間のかかる作業のひとつでした。

(日本年金機構HPには、通知様式のExcelレイアウトがダウンロードできます。通知様式レイアウトのダウンロードはこちら

 

10月5日からは、一人ずつ申請した時と同様の、以下のようなレイアウトで通知書が人数分ダウンロードできるようになります。

このレイアウトであれば、そのまま印刷して本人に渡すだけなので便利になりますね!

 

10月5日以降の申請時には、ぜひこの2点に注目して申請方法等を見直してみてはいかがでしょうか。