令和2年度の保険料率が決定しました。新しい健康保険料率と、給与奉行の変更方法チェック!

こんにちは!ワーママスタッフのあつトマトです。

 

桜の開花予想が発表され、今年は例年より10日ほど早く開花すると予想されていますね!

3月といえば、健康保険料率・介護保険料率が改定される月でもあります。

保険料を当月分徴収している会社は、3月の給与から反映させる必要がありますので、給与処理を行う前に必ず確認しましょう!

(※保険料を前月分徴収している会社は、4月の給与処理から新しい料率を反映させます。)

令和2年度保険料額表(令和2年3月分から)

全国健康保険協会(協会けんぽ)のホームページに、全国の令和2年度の保険料額表が公開されています。

協会けんぽ 令和2年度保険料額表(令和2年3月分から)

 

東京支部の健康保険料率は、今回変更がありました(都道府県によって異なります)。

★東京支部 健康保険料率は引き下げられます。

 

令和2年2月分(3月納付分)まで 9.90%

令和2年3月分(4月納付分)から 9.87%

 

★東京支部 介護保険料率は引き上げられます。

 

令和2年2月分(3月納付分)まで 1.73%

令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

 

関東の保険料率変更内容をまとめました。

栃木県 健康保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 9.88%

介護保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

 

茨城県 健康保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 9.77%

介護保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

 

群馬県 健康保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 9.77%

介護保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

 

千葉県 健康保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 9.75%

介護保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

 

埼玉県 健康保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 9.81%

介護保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

 

神奈川県 健康保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 9.93%

介護保険料率 令和2年3月分(4月納付分)から 1.79%

その他都道府県の料率は、協会けんぽのホームページをご覧ください。

 

ちなみに、現在健康保険料率がもっとも高い県は佐賀県で、10.73%でした。

今後、地域間格差が少しでもなくなるといいですね。

給与奉行を使用している場合の料率変更方法は?

様々な給与計算ソフトがありますが、今回は給与奉行の料率変更方法を確認してみましょう。

 

1.[導入処理]-[運用設定]-[社会保険設定]-[健康保険区分登録]メニューを開きます。

 

2.「保険料率設定」タブを開き、適用年月を「令和2年3月」と入力します。

 

3.適用年月更新処理のメッセージボックスが表示されるので、「新しい料額表の作成」を選択し「OK」ボタンを押します。

 

4.健康保険と介護保険の料率を登録します。

被保険者負担額と事業主負担額は折版なので、東京都の場合は9.87%の半分である「49.350/1000」と入力します。

介護保険料率は、「1.79%」の半分である「8.950/1000」と入力し、「登録」ボタンで登録します。

 

OBCのホームページから、詳しい保険料率変更手順書をダウンロードすることもできます。

令和2年3月 健康保険料率・介護保険料率の変更に関する操作方法のご案内(給与奉行10/8/奉行J -給与編-)をご確認ください。